第50回特別ゼミナール・記念事業
第50回特別ゼミナール・記念事業ご案内
実行委員長 篠崎公一
実行副委員長 渋谷正則
記念事業実行委員長 高尾良洋
盛夏の候、皆様におかれましてはますます御健勝のこととお慶び申し上げます。 この度,下記の要領にて特別ゼミを開催する運びとなりましたのでご案内申し上げます。本特別ゼミナールは2コース同時開講・コース選択制となっており、2日間開講のTDMの基礎知識・対象疾患・対象薬を学ぶ基礎コース、初日全日開講の「薬剤師が薬物治療に積極的にかかわるうえでのTDMの役割」をテーマとする応用コースⅠ、2日目全日開講の「薬物治療の適正化のために薬物動態から薬効を予測する〜PK/PDパラメータの理解とシミュレーションを可能にするハンズオンセミナー〜」をテーマとする応用コースⅡを企画しました。
基礎コースは、「薬物動態学と薬力学の臨床応用;TDMの正しい理解のために(メディカル・サイエンス・インターナショナル)」の内容に加えて、対象疾患の基礎知識、発刊以降に得られた知見・コンセンサスなどを追加して講義します。応用コースⅠは、PK パラメータの特徴づけや薬物治療の評価と計画立案方法について、症例を例示し演習します。応用コースⅡは、薬物動態から薬効を予測する方法を演習します。
ご多用のこととは存じますがぜひご参加をご検討下さいますようご案内いたします。 なお、お陰さまで50回目の特別ゼミナール開催となりました。これを記念して、初日夕方から記念講演会 (無料) と懇親会 (実費:特別ゼミ参加者割引有り) を開催しますので、ぜひご参加下さいますよう併せてご案内します。
第50回特別ゼミナール
【基礎コース】
開催日:平成23年9月10日(土)〜11日(日)
場 所:北里大学薬学部1号館 1202教室
内 容 :TDM の基礎をなす薬物濃度測定法、薬物動態学 (PK)、薬力学 (PD) は日々進歩しています。基礎コースは、TDMの実施に必要な基礎知識を更新し、臨床での各領域の TDM 実施のポイントを整理することを目的として開講します。到達目標:1) TDM の実施に必要な基礎知識を説明できる。2) 喘息治療管理、臓器移植、てんかん治療および感染症治療における TDM 実施のポイントを説明できる。
1日目 --- 9月10日(土) 9:00〜16:45
1.「採血から薬物濃度測定までの留意点:アップデート」
講師: 小杉隆祥先生(東邦大学医療センター大森病院薬剤部)
2.「母集団・患者PKデータ解析の基礎:アップデート」
講師: 平岡聖樹先生(ブリストル・マイヤーズ株式会社研究開発部門臨床薬理部)
3.「PD・PK-PDデータ解析の基礎:アップデート」
講師: 鈴木昭之先生(ファイザー株式会社クリニカルファーマコロジー部)
4.「TDMにおける腎機能評価」
講師: 篠崎公一先生(北里大学薬学部)
5.「喘息治療管理のTDM」
講師: 渋谷正則先生(日本医科大学武蔵小杉病院薬剤部)
2日目 --- 9月11日(日) 9:00〜16:45
1.「臓器移植における免疫抑制薬のTDM:アップデート」
講師: 小林昌宏先生(北里大学病院薬剤部)
2.「てんかん治療とヒダントイン系抗てんかん薬のTDM」
講師: 高尾良洋先生(横浜市立横浜市民病院薬剤部)
3.「抗てんかん薬のTDM:アップデート」
講師: 喜古康博先生(藤沢市民病院薬局)
4.「グリコペプチド系抗生物質のTDM」
講師: 小林義和先生(北里大学北里研究所病院薬剤部)
5.「他の抗菌薬のTDM」
講師: 篠崎公一先生(北里大学薬学部)
【応用コースⅠ】
開催日:平成23年9月10日(土)9:00~16:45
場 所:北里大学薬学部1号館 1203教室
テーマ:「薬剤師が薬物治療に積極的にかかわるうえでのTDMの役割」
講 師:花田和彦先生(明治薬科大学薬剤学教室)
川名純一先生(医薬品医療機器総合機構)
吉原美奈子先生(関東中央病院薬剤部)
内 容 : 薬剤師には、疾患に対する薬物治療の位置づけを理解したうえで、治療薬の選択および薬物動態学的特徴を踏まえた投与量評価を行い、個々の患者の最適な薬物投与計画を立案することが求められています。
本コースではPKパラメータの特徴づけやTDMを含む薬物治療の評価と計画立案方法について、症例を例示し演習します。到達目標:薬物治療の評価・立案方法を理解したうえで、薬物毎にPKパラメータの特徴付けを行い、TDMの活用を含めた治療の個別化に応用できる。
【応用コースⅡ】
開催日:平成23年9月11日(日)9:00~16:45
場 所:北里大学薬学部1号館 1203教室
テーマ:「薬物治療の適正化のために薬物動態から薬効を予測する〜PK/PDパラメータの理解とシミュレーションを可能にするハンズオンセミナー〜」
講 師:松本宜明先生(日本大学薬学部臨床薬物動態学)
内 容 :参加者各自のノートPCを持参していただき、薬物治療の適正化のための薬物動態から薬効を予測する方法を演習します。エクセルのプログラムさえ使えれば、各自のPCでシミュレーションを可能にするところまで演習します。抗菌剤のPK/PDパラメータについてMICとの関係を実際に計算演習します。本コース参加者は、Excel
2003〜2010のいずれかが動作するノート PC を持参して下さい。
第50回特別ゼミナール記念事業
記念講演会
開催日時:9月10日 17:00〜18:30
演題:「TDMの歩み 臨床薬物動態情報の臨床的有用性」
講師:緒方宏泰先生 (明治薬科大学名誉教授・理事、薬物治療モニタリング研究会前代表・現監事)
記念懇親会
開催日時:9月10日 18:40〜20:10
場所:北里本館学生食堂
会費:特別ゼミ参加者 1000円、一般 3000円
特別ゼミナール募集要項
定員:基礎コース(両日とも)各100名(先着順)
応用コース(Ⅰ、Ⅱとも)各50名(先着順)
募集は締切りました(2011年9月7日)
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一般会員 | 学生会員 | 一般非会員 | 学生非会員 |
1日コース | 7,000円 | 3,500円 | 14,000円 | 7,000円 |
2日間コース | 10,000円 | 5,000円 | 20,000円 | 10,000円 |
*受講者は、日本薬剤師研修センター認定シール6単位(1日参加は4単位)を取得できます。
申し込み方法:
下記の申し込みフォームをホームページからダウンロードし、必要事項を記載のうえ電子メールに添付し、メール件名を「第50回特別ゼミ受講申込」として、研究会メールアドレスにお送り下さい。
研究会メールアドレス:info@rgtdm.org
申し込み締め切り:
平成23年9月3日(土)締切りました
(ただし定員となり次第締め切らせていただきます)
問合せ・連絡先:
薬物治療モニタリン研究会ホームページ内の問合せページからお願いします。
《受講される方へ》 受講に際しては,関数電卓(メモリー機能があるもの推奨)を各自ご用意ください。また応用コース[Ⅱ]を受講される方は、Microsoft ExcelがインストールされているWindows PCを各自ご用意下さい。なお、受講料には食事代,宿泊費等は含まれません。追って,受講の確認通知と受講料入金方法を電子メールにて送付いたしますので,通知を受領後に受講料をご入金ください。 また受講申込時に研究会への入会手続きを同時にして頂ければ、非会員の方でも会員としての受講料となります。
《お知らせ》 薬物治療モニタリング研究会では随時会員登録を行っております。年会費は一般3000円,学生1500円です。会員登録された方へは,例会,および特別ゼミのご案内を電子メールまたはホームページでお知らせいたします。会員登録をご希望の方は登録に必要な氏名,所属,電子メールアドレスを研究会事務局(Email:info@rgtdm.org)までお知らせください。追って年会費入金方法をご連絡いたします。なおゼミ当日までに会費を納入され、会員登録をされた方の受講料は会員扱いとさせていただきます。 なお、昨年度から連絡方法をインターネットのみに変更いたしますので,以前まで連絡方法をFAX、あるいは郵送で登録されている方は、インターネットメールでの連絡方法をお知らせ下さい。連絡にはホームページの「問合せページ」をご利用頂くと便利です。
特別ゼミナール会場およびアクセス・交通
北里大学薬学部
(〒108-8641 東京都港区白金5-9-1)
(北里大学ホームページ掲載マップはこちら)
《会場への交通》渋谷駅から東口下車 都バス「田87」系統 田町駅行15分 北里研究所前下車
広尾駅(東京メトロ日比谷線)から天現寺橋方面(出口1,2番)下車 徒歩10分
恵比寿駅(JR・東京メトロ日比谷線)から東口下車 徒歩15分または都バス「田87」系統 田町駅行7分 北里研究所前下車
田町駅(JR)、三田駅(都営地下鉄浅草線・三田駅)から三田口下車 都バス「田87」系統 渋谷駅行15分 北里研究所前下車
白金高輪駅(東京メトロ南北線・都営地下鉄三田線)から恵比寿方面(出口3番)下車 徒歩10分
北里大学ホームページに掲載されている会場へのアクセスマップはこちらから参照してください。